20:ヘルニアに悩まされた5年間(ヘルニア経験者より)

私は、介護の仕事をしています。
専門の学校を卒業したのが20歳でした。
大きな介護施設に就職が決まり、自分の夢だった仕事だったので
毎日大変ではあるものの、充実した日々を送っていました。
介護の仕事では体を動かすことが多く、
毎日休むことなく動き回りました。
また、新人であるということもあって、
人一倍動いていたような気もします。

お年寄りの方が起き上がる手伝いをしたり、
入浴の介助をしたりと腰を使うことも多く
そのため職場では、腰痛を抱えた職員が多くいました。

そんな中3年目を迎えたある時に先輩から
「毎日、よくうごくね。腰が痛くなったりしないの?」
と声をかけられました。
仕事を始めて3年目、毎日腰を使うことが多い仕事をしていましたが、
腰の痛みを感じたことはそれまで、全くありませんでした。
そのため「わたしは腰が強いみたいで、全然痛くならないんですよ」
と答えたのを覚えています。
その頃は腰の痛みを感じたことは、本当にありませんでした。
しかしながらそう答えたのちに、
私は自分では強いと感じていた腰の痛みを感じるようになりました。

原因は介護の仕事だろうなと軽く考え病院に行くこともなかったのですが、
病院に行かずに過ごす日々が続き、次第に腰の痛みがひどくなってきたことを感じ
仕事に支障がくるのではという不安がよぎり、病院に行くことにしました。

介護の仕事をしているということでヘルニアが疑われましたが
検査をしてもヘルニアが見つからず、ただの腰痛だろうという判断でした。
痛み止めのブロック注射などを打ってもほとんど効果がなく、
疑問に思う日々が続き、病院を変えることにしました。

しかし次に言った病院でも同じような診断と治療で、
全く痛みがひくこともなく・・・病院に行っても治らないなら
時間と費用の無駄だと考えるようになり、
私は次第に病院にさえ行かなくなってしまいました。

しかしながらそのころには、自分の腰は最悪の状態で
数分歩くのも苦痛を感じるほどでした。
もちろん仕事にもなりません。
そのため、再び病院通いの日々がはじまりました。
それでも何も変わらないから治療の日々で、
半ば諦め掛けていたのですが、知り合いからの口コミで行った病院で
注射で痛みが治らないなら原因がわからないからと、
専門の大学病院を紹介してもらいました。

そこで、初めて自分がヘルニアだったということを知りました。
何度もMRを撮ったのにわからなかった原因が、
検査には映らない場所にできていたということした。

5年近くも腰の痛みと戦った原因がわかり、
わたしはヘルニアの手術をしました。
現在はまだ術後の経過観察中です。
同じところにできることはないとのことですが、
体質的にできやすいのかもしれないので
極力腰を使うことを気をつけるようにするようにしています。


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